隔月で開催している、浅草神社と生活哲学学会の共済事業「暮らしの手仕事の会」の7月のテーマは「夏野菜の漬物と夏のしのぎ方」でした。

 

漬物の講師は、生活哲学学会理事・蕨サテライト「種庵」女将の笹渕敏子。夏野菜としてきゅうりを材料とする漬物の作り方と実食を行いました。

手軽にできる浅漬けを中心に、使用した調味料も塩麹、酒粕、味醂粕、梅酢、梅干し等、伝統的な調味料のおいしさも味わいながらの講習でした。また、残った調味液をそうめんの漬け汁に使うなど、生活の智恵と工夫について講師の話だけでなく、それぞれの経験談が交わされました。

 

きゅうりに含まれる栄養素、βカロテンやビタミンC、ビタミンK、カリウムの主な働きについて学んだり、夏野菜が身体を冷やす効果があるのはビタミンKの利尿作用も関わっているらしい、といった話をしました。

きゅうりのヘタの部分にある苦みの素はククルビタミンということ、抗がん作用や食欲増進の効果も期待できるという話のときには、参加者から「そういえば、お母さんはきゅうりのヘタを切ったあと、ヘタをもって擦りこんでいた」「うちでは、私が喘息になったときに、レンコンのくびれの部分をすりおろしてたべさせられた」といった思い出話が飛び交いました。