第Ⅲ期カリキュラム、次回は5回目、6回目(集中実践研究)を迎えます。

数々の賞を受賞されているノンフィクション作家、神山典士氏による実践・文章作法講座「書くことは自分を客観視することであり、あるべき自分を発見すること」
いくつかの表現様式を例に、表現力を身につけます。

当日は半田智久教授による特別講座「意気活きと生きる「今」について考える」を併催し、生活哲学学会ならではの内容となっておりますので、是非ご参加ください。

8/22(土)10:00〜13:00 14:00〜17:00
実践研究 文章作法Ⅰ・Ⅱ
10:00〜11:00 / 半田教授
11:00〜13:00 , 14:00〜17:00 / 神山典士

「みなさん、こんにちは、
神山典士です。よろしくお願いします。
With コロナでなにを考えましたか?ご自分の生活で、なにが変わりましたか?
これからの生活は、どう変わっていくと思われますか?
ご自分でテーマを見つけて、3,4枚書いてみてください。
そこからみなさんで、文章を書く喜びを体感していきましょ。
お会いできることを楽しみにしています。
よろしくお願いします。」神山典士

また、実践研究に入っていくにあたり、ご好評の半田智久教授から改めて「生活」を「哲学」するきっかけをいただきます。

意気活きと生きる「今」について考える
「ここは「生活」を哲学する場ですから、この期間をつうじて折に触れ、その原点に立ち戻り、皆でその知を愛でる時間を設けたく思います。野上さんにそのようなお誘いを受けてここでまたそれをじかに試みる小一時間ほどを 過ごしたく思います。「生活」ということばは、ただ生きるにあらず、意気活きと生きることを語っている。そのように解するならば、生活とはあきらかにライフ(life)とかリブ(live)ではなくて、ライヴズ(lives)やアライヴ(alive)を語っているんだ、という、この微妙にして大きな隔たりに気づかされます。この差異に目覚めていることは「生活」をどんな方向から考えるうえでも、つねに基点にあってしかるべき姿勢といえましょう。すなわち個「人」のライフというよりも、人「間」のそのあいだに生じるライヴズ、単に息をして生きているリブではなく、粋に生き、ときに生きていることを驚嘆するアライヴ、これらの懸隔の意味と価値に光をあて、そこにあるそれらを考え、 採取していくことが生活哲学の心(しん)にあるように思えます。このことを確認したうえで、きょうのこのひとときはaliveに生きている「今と語られる時」をみつめる試みをしたく思います。ちなみに僕はそれについて「空点」という観方を紹介します。」半田智久

詳細、お申込みはこちらから http://lifephilosophy.jp/facilitatorprogram/

 

神山典士氏プロフィール
ノンフィクション作家
1960年埼玉県入間生まれ。信州大学人文学部卒。1996年『ライオンの夢、コンデ・コマ=前田光世伝』にてデビュー、小学館・第3回ノンフィクション大賞優秀賞受賞。2012年『ピアノは友だち、奇跡のピアニスト辻井伸行』で全国読書感想文コンクール課題図書に選出。2014年週刊文集にてスクープ記事『全聲の作曲家はぺテン師だった!ゴーストライター 懴悔実名告白で第45回大宅壮一ノンフィクション賞・雑誌部門受賞。“書くことは自分を 客観視することであり、あるべき自分を発見すること”
『知られざる北斎』(幻冬舎)、『成功する里山ビジネス』(角川新書)『もう恥をかかない文 章術』(ポプラ社)など著書多数。

半田智久氏プロフィール
お茶の水女子大学教授
1957年生まれ。東京大学大学院修了。人文科学研究科心理学専攻。教育研究職としては信州大学、宮城大学、静岡大学を経て現在、お茶の水女子大学、教学IR・教育開発・学修支 援センター教授。大学環境の激変のなかで、将来を牽引していくに足る学術の場の構想や、そのなかでの人間や社会の構想力と絶対精神のかかわりに関心をもつ。人文学に生きリベラルアーティストを目指す途上にいる。 主な書作に『構想力と想像力』(ひつじ書房)『GPA制度の研究』(大学教育出版)、『知能環境論』(NTT出版)など。