「第3回講座 日本、美意識の原点 風姿花伝」
講師 駒込中学高等学校校長河合孝允
/鼎談 河合孝允×東京画廊山本豊津×お茶の水女子大学教授半田智久

8月10日第3回講座は、前回と同様、千鳥ヶ淵のギャラリー冊にて実施。。第1講目は駒込中学高等学校校長の河合孝允先生による講義。日本文化の基底を為す『日本人の美意識』について約40頁にも及ぶご自身の論考に沿っての講演。第2講は、河合先生の講演を受け、東京画廊代表山本豊津氏、定席のお茶の水女子大学半田智久先生が加わっての鼎談。「ことよさしの会」の主催者である北山雅史氏、北山ひとみ氏とともに受講生も交えた活発なディスカッションが交わされました。

  

河合先生の「日本人の品格は言語表現できない無意識のうちに醸成された何か」との発言に第一回の講座で半田先生が言及された「人間はどこから来て何を目指してきたか?仮にアフリカの大地から日の出を目指し、四方海に囲まれた最果ての日出ずる国にたどり着く。他の場所で養われた美への感情が日本人のDNAとして組み込まれている・・・。」
というようなことも思い合せながら「秘すれば花」 秘することこそ花を生む・・・言語化しないことの意味と価値に日本の美意識の深淵はなかなか底知れず、手軽には触ることができない・・・。
と自身の錆付いた感性と薄っぺらな教養を恥じるばかり です。
また駆け足で日本民族の源流を辿り、文明の奢りが、或いは近代化、合理化の掛け声によって私たち民族の持ち合わせた豊かな情緒、繊細な美意識、生活に根差した知識や知恵が奪位取られてしまっているのではないか?
その様な悔いと反省が・・・。
私たちが一人の人間として、地域に暮らす者として果たす責任は大きいと感じずにはいられません。

次回「第4回講座8/24(土) 日々の生活作業と健康・作業科学の視点 」
(講座+ワークショップ) 杏林大学教授 近藤知子

於茶の水女子大学 国際交流留学生プラザ3階セミナー室にて開催

生活哲学学会創設者である故辰巳 渚は『家事』=作業 の意味性を構築すべく今年の春から作業科学博士課程へ進む準備をしていました。
そのきっかけとなったのが約1年近藤研究室で私もご一緒したワークであったと思います。

当日のご準備
「受講される方はご自身が生活の中で大切にしている時間やこと(毎日でも週に一度、月に一度でも)についての写真を撮影、スマホにてご持参くださいますよう。

※単発講座の受講を承っています。詳細はこちらをご覧ください。

生活哲学学会代表理事 野上秀子