講師プロフィール

 

 

お茶の水女子大学教授  半田 智久

1957年生まれ。東京大学大学院修了。人文科学研究科心理学専攻。教育研究職としては信州大学、宮城大学、静岡大学を経て現在、お茶の水女子大学、教学IR・教育開発・学修支援センター教授。大学環境の激変のなかで、将来を牽引していくに足る学術の場の構想や、そのなかでの人間や社会の構想力と絶対精神のかかわりに関心をもつ。人文学に生きリベラルアーティストを目指す途上にいる。 主な書作に『構想力と想像力』(ひつじ書房)『GPA制度の研究』(大学教育出版)、『知能環境論』(NTT出版)など。

 

 

コンセプトワークショップ代表  佐藤修

1964年3月東京大学法学部卒。同4月東レ株式会社入社。1969〜70年経団連出向。1970年東レ株式会社経営企画室にて経営企画事業戦略を担当。1983年経営企画室CI事務局、この間東京都CI推進計画懇談会委員。1987年広報室CC(コーポレートコミュニケーション)戦略査定、1989年株式会社コンセプトワークショップを設立。コモンズの回復をテーマに、企業文化変革活動や住民主役のまちづくり活動に関わるとともに、行政の経営変革や総合計画・都市計画査定に携わる。 2001年コミュニティケア活動支援センターを設立。資金助成プログラムの事務所を引き受けながら、「大きな福祉」を理念に、コムケア活動を行なっている。

 

 

株式会社one visa 代表取締役  岡村アルベルト

1991年ペルー生まれ、大阪育ち。日本とペルーのハーフとして生まれ、6歳で来日。幼少期に友人が強制送還された経験からビザに関する問題を解決すると志す。大学卒業後、東京入国管理局の窓口で現場責任者を務め、年間2万件を超えるビザ発給に携わる。2015年に起業し、2017年6月にビザ取得サービスであるone visaをリリース。カンボジアへ無償で教育を受けられる施設を建設するなど、ハード、ソフト両面から「世界から国境をなくす」というビジョン実現に向けて活動している。

 

 

株式会社Glocal Innovation Holdings 代表取締役  山内絢人

1988年長野県飯田市生まれ。東京大学法学部卒。ロンドンビジネススクール・ファイナンス修士号、ケンブリッジ大学・企業法修士号取得。2011年財務省入省後、国際局(G7/G20/IMF関連政策を担当)、主計局(国の予算・財政関連法規全体を所管する部署にて、法律の改正等を担当)を経て、「事業家として、自らリスクを取りやり抜くことでこそ社会を良くできる」との思いから退職。日本の地方に今後の日本の可能性があるとの信念で(株)Glocal Innovation Holdingsを創業。起業家精神に基づき、地方(Local)と世界(Global)とを直接つなぎ既存の社会システムや既成概念にとらわれず事業を興す「グローカル・イノベーター」として、新規事業開発のためのハンズオン支援(とりわけ、地方と世界をつなぎ産官学などあらゆる領域を横断して社会を動かすイノベーション創造)を行なっている。

 

 

ノンフィクション作家  神山典士

1960年埼玉県入間生まれ。信州大学人文学部卒。1996年『ライオンの夢、コンデ・コマ=前田光世伝』にてデビュー、小学館・第3回ノンフィクション大賞優秀賞受賞。2012年『ピアノは友だち、奇跡のピアニスト辻井伸行』で全国読書感想文コンクール課題図書に選出。2014年週刊文集にてスクープ記事『全聲の作曲家はペテン師だった!ゴーストライター懴悔実名告白』で第45回大宅壮一ノンフィクション賞・雑誌部門受賞。“書くことは自分を客観視することであり、あるべき自分を発見すること” 『知られざる北斎』(幻冬舎)、『成功する里山ビジネス』(角川新書)『もう恥をかかない文章術』(ポプラ社)など著書多数。

 

 

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者  角田陽一郎

1970年千葉県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。TVプロデューサー、ディレクターとして「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」など、主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社goomoを設立(取締役〜2013年)。映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014,15年)、SBP高校生交流フェア審査員(2017年〜)、その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。2016年12月31日付でTBS退社。4月、メディアシンクタンク「株式会社KITE(カイト)」設立。2019年4月、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻文化経営学修士課程へ入学。

 

 

東京画廊代表  山本豊津

1948年、日本初の現代美術企画画廊「東京画廊」の創始者である山本孝の長男として東京に生まれる。 武蔵野美術大学造型学部建築科卒業後、衆議院議員村山達雄氏の秘書を経て、1981年より東京画廊に参画、2000年より代表を務める。世界のアートフェアへの参加や、展覧会や都市計画のコンサルティングも務める傍ら、日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等、多くのプロジェクトを積極的に手がけ、また若手アーティストの育成や大学やセミナーでの講演等、アート活性の為に幅広い領域で活動する。 主な著書に『アートは資本主義の行方を予言する』(PHP新書)『コレクションと資本主義』(角川新書)など。

 

 

一般社団法人発酵ライフ推進協会代表/料理研究家  是友麻希

発酵食文化研究家の第一人者として活躍。大学時代には日本史学部にて「日本食文化」研究に勤しみ、卒業後、「銀座すしもと」にて修業。日本料理と魚料理の基礎を学ぶ。2005年より魚専門料理教室「Ristorante我が家」を主宰し、生徒数3000人を超える予約の取れない料理教室として多数メディアに出演。地域特産品開発アドバイザーとして新商品・レシピの開発支援に力を注ぎ、全国で講演会やセミナーを多数開催。2017年5月、東京丸の内にて、発酵と魚の飲食店「にっぽんのひとさら」をオープン。一般社団法人さかなの学校代表理事。

 

 

独立研究者  森田真生

1985年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で執筆・研究活動を続ける傍ら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、数学に関するライブ活動を行っている。デビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。そのほか著書に『アリになった数学者』(福音館書店)『数学の贈り物』(ミシマ社)、編著に『数学する人生』(新潮社)がある。また、ウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」にて「聴し合う神々」を連載中。

 

 

武術研究者  甲野善紀

1949年東京生まれ。20代はじめに「人間にとっての自然とは何か」を探究するために武の道へ。1978年、松聲館道場を設立。以来、日本古来の武術を伝書と技の両面から独自に研究し、2000年頃から、その成果がスポーツや音楽、介護、ロボット工学などの分野からも関心を持たれるようになり、海外からも指導を依頼されている。2007年から3年間、神戸女学院大学で客員教授も務めた。2009年、独立研究者の森田真生氏と「この日の学校」を開講。現在、夜間飛行からメールマガジン『風の先・風の跡』を発行している。 おもな著書に、『剣の精神誌』(ちくま学芸文庫)『できない理由は、その頑張りと努力にあった』(聞き手・平尾文氏/PHP研究所)、『ヒモトレ革命』(小関勲氏共著/日貿出版社)『古の武術に学ぶ無意識のちから』(前野隆司氏共著/ワニブックス)などがある。

 

 

インテリアデザイナー  新藤力

1954年広島市生まれ。東京電機大学阿久井喜孝研究室にて「軍艦島実測調査研究」に参加。1978年インテリアデザイン事務所「スーパーポテト」に入社。在籍時、無印良品・春秋などを担当。同社取締役を経て、1995年「POWER」設立、飲食店・物販店・オフィス・旅館など多くの空間デザインを手がける。特に「石の蔵」「燈々庵」など既存建築物のリノベーション・コンバージョンに造詣が深い。現在、日本大学短期大学部建築・生活デザイン学科、大妻女子大学社会情報学部社会情報学科非常勤講師。JCD(一社)日本商環境デザイン協会理事・関東支部副支部長・Soda委員会(子どもたちと創るデザイン)委員長。平成30年度(2018)国土交通大臣表彰(建設業関係功労)受賞。

 

 

熊澤酒造株式会社代表  熊澤茂吉

湘南唯一の蔵元  熊澤酒造株式会社 6代目社長。大学卒業後アメリカを放浪するも、蔵元廃業の危機的タイミングで帰国し24歳で家業を継ぐ。日本酒の「天青」を立ち上げるとともに閑散期の夏場の醸造技術を活かし「湘南ビール」の醸造の開始。また、流通に頼らず酒蔵敷地内にレストラン、ベーカリー、ギャラリーの開設など新たな事業展開をすることで、地域に活気のある生態系を生み出している。

 

 

ジェイ.クレス株式会社 代表取締役  上野仁史

1964年宇都宮生まれ。大学卒業後、株式会社西武百貨店に入社。文化情報部、池袋ロフトプロジェクト、営業企画部、コミュニティカレッジ部で企画業務に携わる。10年の勤務の後、家業(食品卸売業、不動産業他)に就き、かつて食品倉庫として使われていた大谷石の蔵の再活用に着目し、2001年に「石の蔵」(和食店)を宇都宮に開業する。2006年には個室の増設を機にカフェやセレクトショップをオープン。クラシックやジャズの演奏会も催し、地域の飲食を核とした文化情報発信拠点を標榜している。また本年1月に京橋にオープンのアーティゾン美術館のミュージアム・カフェの企画、運営にも従事している。

 

 

株式会社コルク 代表取締役  佐渡島庸平

2002年講談社入社。週刊モーニング編集部にて、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などの編集を担当する。2012年講談社退社後、クリエイターのエージェント会社、コルクを創業。著名作家陣とエージェント契約を結び、作品編集、著作権管理、ファンコミュニティ形成・運営などを行う。従来の出版流通の形の先にあるインターネット時代のエンターテイメントのモデル構築を目指している。

 

 

日本文化再構研究所代表  奥山史登

1988年東京生れ、大阪育ち。クリエイティブな仕事を目指し上京。ヘアメイク、フリーライター等を経て帰阪後 「現代の日本社会が抱えている問題はこの国が培ってきた文化を振り返ることによってその解決策を見いだせるのでは」との思いで日本文化再構研究所を設立。「美」の国を振り返り、日本文化を類書にして通俗化する事を目指す。影響を受けたモノコトヒト 時代を遡る事によって、表現や認識を変えていった人達/本居宣長 ボブディラン 柳田國男/各方面で自我無き表現にて美を追求した人達/千利休 松尾芭蕉 ダイアンアーバスなど。 現在、土壁を調合し壁に左官したり炭で暖を取り着物で生活したり、藍の葉を育てたりする生活を実践しながら学ぶ日々。

 

 

日本収納カウンセラー協会代表  飯田久恵

整理収納のパイオニア。1990年、日本初の収納コンサルティングを行う「ゆとり工房」を設立。整理収納の理論や考え方を「収納指数」「モノが片付く5つのステップ」など可視化し、そのメソッドは今もなお収納の基本とされている。 30年にわたり収納相談、大手ハウスメーカーの収納コンサルタント、自社開催のセミナー、講演を行う。メディアでは、NHK「ためしてガッテン」、「あしたは晴れ!人生レシピ」テレビ東京「ソロモン流」、雑誌「婦人公論」「クロワッサン」「PHPBusinessTHE21」など多数出演。著書も「整理収納の法則」「『捨てる!』快適生活」他多数。著書は中国語、韓国語などにも翻訳されている。 (社)日本収納カウンセラー協会 代表理事、(社)日本整理収納片付け協議会 名誉会員

 

 

株式会社銀座もとじ 代表取締役社長  泉二弘明

1949年、鹿児島県奄美大島生まれ。 21歳の時、父の形見の大島紬をきっかけに呉服業界に入る。1979年銀座に創業。染と織の女性の着物専門店「和織・和染・ぎゃらりー泉」をはじめ、2002年には日本初の男の着物専門店「男のきもの」をオープン。2012年には大島紬の専門店「大島紬」を展開し、3店舗を構える。銀座の街路樹「柳」を用いた『柳染め』を行い、銀座ならではのオリジナリティーを追求したものづくりを展開する。また、22年前から銀座の泰明小学校で「銀座 の柳染め課外授業」なども担当し、子供達に命の大切さとものづくりの楽しさを伝えている。 2007年春からは、世界初となる純国産、雄だけの蚕品種「プラチナボーイ」での “一本の糸からのものづくり”に注力し、養蚕農家と直接契約をし、養蚕から製糸、製織まで関わる全て の作り手の履歴がわかるものづくりを行っている。その活動が認められ、2015年には「農林水産大臣賞」、「日本農林漁業振興会会長賞」などを受賞。

 

 

銀座萬年堂  樋口喜之

銀座萬年堂本店 13代目。1968年東京港区赤坂の萬年堂赤坂工場隣接の実家にて生まれる。幼少より工場に出入りも、学生時代は他に興味を持ち大学卒業後はアパレル業界に就職。社会人となり外から家業を見るとほぼ同じくして実家商売に再び感銘。数年のサラリーマン生活後、萬年堂に。1998年より職人、経営者として当代当主に。時代に合う新しい菓子を考えるとともに、元禄よりにルーツを持つ「銘菓 御目出糖」の良さを再認識、歴史ある菓子をもう一度見直ししっかり周知いただくことを目標に。また日本の伝統文化、銀座の良さを体現したく「銀座くらま会からす組」の一員として邦楽等の研鑽中。

 

 

株式会社二期リゾート 代表取締役  北山ひとみ

1980年、株式会社栄光の創立に携わり、経営企画室取締役・第二事業本部長を経て1986年、「二期倶楽部」をオープン。その他、体験滞在型アートレジデンス「アートビオトープ那須」、東京・千鳥ヶ淵のライブラリーカフェ「ギャラリー册」の運営のほか、ゲストハウス「沼津倶楽部」などのホテル運営受託事業を手掛ける。現在、特定非営利活動法人アート・ビオトープ理事長、特定非営利活動法人保育・子育てアドバイザー協会参与。著書に『人分けの小道』(2014年、ライフデザインブックス)、対談に福原義春「ステイヤンコロジーで人生は輝く!」、渡辺淳一「一度は泊まりたい日本の宿」など。

 

 

生活哲学学会/株式会社生活の学校  野上秀子

(株)西武百貨店入社。以来業界或いは会社内における女性初の役職を経験。百貨店事業・文化事業の双方に従事。池袋コミュニティ・カレッジ館長、西武池袋本店婦人雑貨部長、仙台店店長、西武渋谷店販売部長を歴任。有楽町西武最後の店長を務める。同社本部CSR担当を経て、2011年(株)そごう・西武執行役員、2013年~2017年、セブン&アイグループ会社セブンカルチャーネットワーク代表取締役社長。上場企業社外取締役を経て、2018年、故辰巳渚と(株)生活の学校設立。現在は(株)生活の学校代表取締役、(一社)生活哲学学会代表理事を務める。

 

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